【バトン連載】写真家のカメラバッグの中身が知りたい!~海外撮影編~|三田崇博


はじめに~海外撮影について~


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 私はこれまでに90か国以上の国や地域を旅してきました。以前は一眼レフタイプのカメラを使っていて荷物の総重量は相当なものでしたが、ミラーレスカメラの登場により飛躍的に重量を減らすことができました。仕事の内容によっては今でも機材が多くなることもありますが、基本的には海外に行く際は機材を必要最小限にすることを最も重要視しています。
 プロなのに、と思われるかも知れませんが海外では長時間歩くことも多く100gでも荷物を軽くすることが旅の疲労度を左右すると言っても過言ではありません。また最近の安い飛行機(LCC)では機内持ち込みの手荷物許容量が7kgなどのこともよくあります。
 見出しの写真はトルクメニスタンという国にある地獄の門といわれるガスクレーターで撮影しているところですが、ここまで来るのに真っ暗の砂漠を2時間も歩かなくてはいけませんでした。

カメラバックについて


では具体的に見ていきましょう。
まずはカメラバッグ。
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・ハクバ GW-ADVANCE ピーク 25
 リュックタイプで重量がわずか1400g。長時間背負っていても疲れにくい登山タイプです。
カメラ収納部はカメラ一台とレンズ2本のみですが、上部に着替えやドローンを収納することも可能。見た目以上に収納できます。また背中部分が直接当たらないようなメッシュ構造になっていて長時間のトレッキングなどの際にも負担が少ないのもポイントです。

・コールマン カメラショルダーバッグ
 ポーチタイプの小型バッグ。すぐに取り出せるように小型のカメラや貴重品を収納しています。このサイズでポケットがたくさんあり小物や貴重品などもたくさん収納することができます。

カメラ機材


続いてカメラ機材。

・富士フイルム X-T3
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 富士フイルムの最新の2600万画素センサーとエンジンを搭載するミラーレスカメラです。防塵・防滴仕様にもなっているので海外でも安心して使うことができます。防塵・防滴機構が不要ならさらに軽量、コンパクトなX-T30もおすすめです。

・富士フイルム X-A5
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 超小型ミラーレスカメラで常にサブバッグに入れてとっさの時の撮影に備えています。ベーシックモデルのカメラですがAPS-Cで2400万画素なので画質も安心。

・富士フイルム XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
 とてもコンパクトであるにも関わらず、広角側の開放F値は2.8。

・富士フイルム XC50-230mmF4.5-6.7 OIS
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 キットレンズですが写りは上々。とにかくとても軽くポケットにも入ってしまう350mm(フルサイズ換算)。

・富士フイルム XF10-24mmF4 R OIS
 広角レンズも軽量なF4通しのこちらのレンズを主に使います

 これら広角から望遠まで3本のレンズの総重量は1,095gで、なんとフルサイズカメラの望遠レンズ1本よりも軽量で広角10mm~望遠230mmまでカバーできてしまうのです。

ドローンも持っていきます…!


・DJI Mavic Pro
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 これまでドローンというと大きくて持ち運びが大変とあり海外に持っていくのは躊躇していましたが、2年半ほど前に発売された折り畳み式のこのモデルであればバッグにもすっぽり入ってしまいます。今ならセンサーサイズと画素数がアップしたMavic2Proがおすすめです。

アクセサリー・その他


その他、アクセサリーや三脚などを紹介していきます。

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・ジッツオ トラベラー GT054ST(写真右)
 元祖トラベル三脚のジッツオ。カーボン製でとても軽いのに一眼レフカメラを載せても問題ないその作りは唯一無二です。

・ベルボン UT-43Q(写真左)
 2台撮影時のために主にミラーレス用に使っています。とてもコンパクトに収納できるのでリュックの中に収納できてしまいます。

・レインコート
 モンベルの最軽量レイーンスーツを常に入れています。上下合わせても217gととても軽いのが魅力です。

・パナソニック レッツノート CF-J10
 旅先では何度かPCを壊した経験があり、最も頑丈と言われるレッツノートを使っています。10.1インチモデルなのでリュックの内ポケットにすっぽりと収まります。すでに8年以上使っていますが壊れないのでなかなか買い替えができずにいます(笑)

・iPad mini2
 主にドローンのモニターとして使用。しかし空港などWIFIのあるところなどでちょっとした調べものなどにも重宝します。

最後に


いかがでしたでしょうか。
先週公開を致しました、国内撮影編と合わせてご覧いただきますと、より一層荷物の違いやカメラバッグへのこだわりがお分かりいただけると思います。
ぜひ併せてご覧ください。