【バトン連載】写真家のカメラバッグの中身が知りたい!|秦達夫


カメラとレンズ


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 撮影目的やテーマによってマウントは変えて行動するのですが、今回は風景をメインに撮影するキヤノンのシステムを紹介しようと思う。キヤノンはアシスタント時代から使用しており目で確認するまでもなく操作できるので、ここ一番と言ったシーンでの使用率が高い機材だ。16mmから800mmまで対応できるレンズバリエーション。ボディーは必ず2台用意している。

望遠レンズのステイ


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マーキンス PV-100 + LV-170 汎用 L-プレート セット

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マーキンス VR15J-LS(レバーシュー & York-15S)VR-ホルダー


 望遠レンズの宿命ともいえるカメラブレ。この対策を制するものが風景写真を制するといっても過言ではないと思っている。今まで様々なブレ対策グッズの試してみたが今はマーキンスのVRホルダーなるものを使用している。これを使うにはアルカスイス規格のクイックプレートが必要になる。同メーカーにカメラ専用のものが設定されているので同時購入がトラブルなくてよい。雲台はRRS(リアリー・ライト・スタッフ)を使用しているがマーキンスですべてそろえることも可能。従来のブレ対策グッズに比べコンパクトなシステムを構築できるので僕のお気に入りだ。

カメラ用レインカバー


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 風景において如何なる状況にも対応することが最も重要なことである。特に雨への対策は絶対必要になる。なぜなら雨の時に名作が生まれる可能性が高いからだ。濡れるのが嫌だと言って撮影しないのは勿体ない。最近では防塵防滴性能の優れたカメラやレンズが登場しているので雨への対策は傘程度でよいのでは思う人もいるようだが、僕らはトラブルにつながることは極力避ける。だからカメラは極力濡らさないことが鉄則と考えている。収納はザックの正面大型ポケットに入れて晴れていても持ち歩くようにしている。


バッテリー群


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 デジタルカメラにとってバッテリーは生命線である。しかも一日に数個使うことがよくある。だからバッテリーの管理は重要事項の一つだ。そこでカメラのバッテリーはポーチに入れて管理している。個々に番号を付けその順番順に使用していくのだ。バラバラに使っていると入れ替えの時に空のバッテリーを挿入することがあるが、これならその間違えない。ヘッドライトやGPS端末に単三電池や単四電池を使うがすべて充電可能なエネループ使う。満充電したときにプラス端子にテープを張り使用時に剥がすようにしている。これで使用未使用を見分けるのだ。


フィルター


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 使用フィルターはPLフィルターNDフィルターだ。PLフィルターはレンズンに装着しままザックにしまっている。PLを必要としないときは外して使うのだ。シャッター速度を遅くしたいときにNDフィルターが必要になるので77㎜と82㎜の口径のものを持っている。番号はND32・ND64・ND400。フィルターは傷がつきやすいので必ずケースに入れるが使い勝手の良いケースが見当たらず買った時のままだ。これは嵩張るので何か対策をしたいのだがいいものが見つからない。

撮影に必要な小物


 撮影にはレンズやフィルター以外にも様々なアイテムが必要だ。なくても撮影はできるのだが快適さや利便性を考えると絶対必要なものだ。その代名詞は日本手ぬぐいだ。タオルでは役不足なので注意したい。なぜかと言うとケガをしたときなど細く裂いて包帯のようにしたりすることがあるが、タオルは裂くとばらばらになってしまうからだ。何より乾きが早く携帯性に優れている。その他レンズクリーナーやブロアーは欠かせないアイテムだ。時間が空いてしまった時の暇つぶしの本も忘れてはならない。
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アイテムリスト
・手ぬぐい
・クリーナー
・ブロアー
・ヘッドライト
・電池
・文庫本
・名刺
・GPS端末
・カードケース
・スマートフォン
・iPad
・サングラス

背負った感じ


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 ザックはショルダーハーネスを緩めた感じで背負い、背負ってからハーネスを引き体に密着させる。次にウエストベルトを締めザックが横揺れしないように調節をする。腰骨をしっかり掴む印象だ。チェストハーネスは苦しくない程度に調整し方からショルダーハーネスが逃げるのを防ぐ。チェストハーネスをキツク締めてしまうと肺の動きを悪くしてしまうので苦しくなるので注意だ。


~あとがき/ザックに収納されている機材~


・EF16-35mm F2.8L III USM (購入時期2017年)
・EF24-105mm F4L IS II USM (購入時期2017年)
・RF24-105mm F4L IS II USM (購入時期2018年)
・EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM (購入時期2016年)
・EF100mm f/2.8L Macro IS USM (購入時期2012年)
・EXTENDER EF2×III (購入時期2016年)
・エクステンションチューブEF25II (購入時期2014年)
・RFマウントアダプター (購入時期2018年)
・EOS-5marlⅣ (購入時期2016年)
・EOS-R (購入時期2018年)