写真家のカメラバッグの中身が知りたい!|虫上智

虫上智

屋外でリュックタイプのカメラバックを背負って撮影.JPG

はじめに

 皆さんこんにちは。今回は私がいつも所有するバックの中身を紹介ということで、まずはスタジオから沢山のバックを引っ張り出してみて撮影してみました。集めてみるとこんなにたくさんのバックを所有しているとは・・自分でもびっくりです。
カメラバック複数の画像.JPG
(1)リモアのカメラ専用アルミケース(廃版)
 このケースは海外旅行で主に水中カメラを入れて運んでいました。肩掛けショルダータイプは苦しくなってきましたので今は(13)のキャスターバックを使用しています。内部の中仕切りは他メーカーのデイバイダーをアレンジして頑丈に組み立てて使用していました。

(2)Thule Covert DSLR Rolltop Backpack
 このリュックは主に都会のスナップ用ですが13インチのノートパソコンが楽に入りますので長距離移動の講演会、写真教室用に活躍しています。

(3)Hansa ジュラルミンアルミケース(廃版)
 このケースは主にCM撮影用に20年以上、使用しています。ちょっとした脚立にもなるし、頑丈なので壊れるまで愛用します!

(4)DOMKE  F-2BB
 このショルダーバックはメイドインUSAで、発売当時から、すごく人気の高いモデルでデザインも素晴らしかったです。しかし今はリュックタイプのバックを使用しています。もったいない…ですね。

(5)TENBA クラシック テンバ トラベラー P404
 このショルダーバックは頑丈な中仕切りとカメラの取り出し易さから今でも日帰りのCM撮影に大活躍しています!

(6)クリエイトショルダーバック(廃版)
 このケースは主にカメラ・ストロボ機材一式を入れて日帰りのCM撮影に使用しています。
マンフロットの頑丈なデイバイダーをアレンジして使い勝手を良くしています。

(7)スキューバプロ バック(廃版)
 このバックは防水性があり、主にストロボのヘッド部分のみを運ぶのに使用しています。

(8)NEEKFOX 折りたたみ リュック 軽量 防水 コンパクト アウトドア 旅行 便利グッズ バックパック 35L
 このリュックはいざというときのバックアップ用のリュックで、収納時は25×22×3cmのポシェットになり、広げた時は53×32×23cmという大きさになる優れモノなんです!長期出張にとても役に立つので超お勧めのアイテムです。
(写真はポシェットになっている状態)

(9)golla カメラバッグ M(廃版)
 小さなカメラバックですがお洒落なデザインで取り外し可能なインナーバック方式なのでいろいろと使い道が出来るので重宝しています。

(10)NIKON カメラバック(廃版)
 なかなか面白い形状のバックでCM撮影のサブカメラを入れています。

(11)吉田カバン・ポーターリュック (廃版)
 非常に軽くて丈夫・また、お洒落で短期の旅行に持参します。カメラを入れるときはキルティングケースにくるんでインナーバックに入れて持ち運びます。

(12)PROTEX CR-7000
 これは25年前に購入したハードケースで大変丈夫で空港で投げられてもびくともしない構造で、海外撮影用にとても役に立ちました。しかしケース自体は7kgもあるのでこれにダイビング機材とカメラ機材を入れていたら25kg超えなのでいつも空港のオーバーチャージの時点でハラハラでした。ここ数年はポリエステル素材のキャスターバックが軽くて便利なので使用していません。

(13)マンフロット ローラーバッグ70 (廃版)
 これは上のCR-7000にとってかわったバックです。軽いことと、機内持ち込みも可能でハンドルがついているのが良いですね。

ショルダータイプからリュックタイプへ

 今から十数年前はまだフィルム時代でしたから流行がありまして、DOMKEやTENBAというブランドがとても流行っていましたので私も活用していました。肩から掛けるショルダータイプはカメラマンらしく、格好も良いので長時間の歩きの撮影でも足が痛くても無理して使用していましたが山歩きをしていたあるとき、片方の膝にダメージが。お医者さんに聞いてみると片方だけに重心がかかるような運動をしているからと。それ以来、リュックタイプに変更いたしました。

屋内でリュックタイプのカメラバックを背負って撮影.JPG

数年前によく使用していた、マンフロットMA トラベル バックパックです。最近はもっと小さな下のStreet バックパックの使い勝手が良いせいか、このリュックは家で眠っています。

日帰り撮影&お散歩撮影にマンフロット Street バックパック(限定モデル)

 では前置きが長くなりましたが私の最近特に活用しているリュックをご紹介いたします!その名もStreet バックパックです。名前通り、街中用リュックなのですが軽量で凄く小さく、沢山の機材の収納も出来る、スナップには最適なリュックなんです。

屋外でリュックタイプのカメラバックを背負って撮影.JPG

夕暮れ時にコンビナート撮影をしている様子。
マンフロット_Street バックパック_外観.JPG

マンフロット Street バックパック_中身_2.JPGマンフロット Street バックパック_中身_1.JPG

上下2気室は大変使いやすいです。

では中身をご覧ください・・・・

マンフロット Street バックパック_中身_3.JPG

(1)マンフロット Street バックパック(限定モデル)
 マンフロットのコラボ限定モデルで、上下二気室タイプで収納でき、中仕切りは強力なマジックテープで取り外し出来、実は13番の三脚まで収納できる優れモノです。

(2)キルティングポーチ
 カメラ保護には最適なものです。他に10個ほどあります。

(3)レインカバー

(4)非常食

(5)汗拭きシート
 無効性の大判汗拭きシートがおすすめです!

(6)黒い下敷き
 ハレーションなどを防止するのに使います。

(7)蒸着ガラス
強い光を反射させてコントラストを高める撮影にも使用できます。
(写真教室では代わりにipadを入れています)

(8)携帯傘

(9)CFカードリーダー

(10)USB ACアダプター

(11)mobileバッテリー 10000mAh

(12)ノート

(13)マンフロットElementトラベル三脚 スモール レッド
  格納高がわずか32cmで最長143cm!!の高さまで伸びる凄い三脚です。このバックに外に出さずに収納できるんです!
 
(14)予備バッテリー

(15)LEDヘッドライト

(16)レリーズ2本

(17)黒いゴムテープ
  これは夜間撮影の折、カメラから出る赤いライトなどをこのテープを張ることで周りの人への迷惑防止に使います。

(18)目薬や胃薬
  カメラマンは目が命ですよね。

(19)予備メモリーカード
  仕事柄、数種類のカードを持ち運んでいます。

(20)ポケットティッシュ

(21)望遠レンズ

(22)大光量ストロボ

(21)と(22)は撮影対象により、入れ替えて使用しています。

(23)カビ防止剤

(24)名札
  名刺なども入れておけば身分証明書代わりにもなります。

(25)レンズクリーニングシート&マイクロファイバークロス

(26)LED防水ライト INON LE700w
ダブルOリングを採用し、耐圧水深は120mまで使用可能な万能ライトです。
 
(27)大型ブロアー
  雨が降った時にはクロスよりも素早くレンズの水滴が取れるので必需品ですね。

(28)ミラーレス一眼カメラ
  小さく軽いミラーレスが最近の私のお気に入りなんです。

(29)魚眼レンズ

(30)マクロレンズ

(31)非常用トイレ

(32)携帯カイロ

(33)保温効果ありペットボトルホルダー

(34)手ぬぐい

登山・アウトドア・長期撮影にOff road バックパック

屋外でリュックタイプのカメラバックを背負って撮影_2.jpg
屋外でリュックタイプのカメラバックを背負って撮影_3.JPG

こちらは最近の長期旅行用にもう少し多めに機材が入るバックパックでカメラがぶら下がるのを防止するストラップもついていて、登山やアウトドア撮影にもってこいのバックパックです。

では中身をご覧ください・・・

Off road バックパック_中身.JPG

Street バックパックに入れている機材にプラスしてだいたいですがこれだけ、入ります。

(35)マンフロット・オフロードバックパック(残念ながら販売終了)

(36)防塵マスク

(37)インナーバック(35のバックパックの中にあります)

(38)ミツマタコード
 海外では本当に役に立ちます。

(39)シガーDC-ACコンバーター
  最近のコンバーターは軽量で持ち運びに便利になりました。

(40)歯磨きセット
  車中泊などの必需品。

(41)肌荒れ防止クリーム
  日焼けあとのやけどなどにもに役に立ちます。

(42)電源変換ユニット(海外用)

(43)薬

(44)海外用財布

(45)マスク

(46)パスポート&筆記用具

(47)携帯ウオッシュレット

(48)保温水筒

(49)保温マグカップ

(50)シガー湯沸かし器 ワクヨさん
 これは車内でお湯が沸かせますので凄い助かります。

まとめ

 改めて自分の所有している機材を見るとまあ、沢山詰め込んでいるんだな・・と感心しました。また、最近では自分の体力を気にしてか、随分と軽量化をしているんだなと思いました。重いカメラ機材で苦労している方に参考になれば幸いです!

関連記事

人気記事