写真入り年賀状用の家族写真の撮り方教えます

年賀状用の家族写真.jpg

はじめに


 今回、年賀状の写真にお困りのファミリーのご相談を受け、年賀状に使える家族写真の撮影の手伝いに行きました。こちらのご家族は今年新しい家族も増え、子どもの写真をたくさん撮っているファミリーですが、家族全員の写真が撮れないというお悩みを受け、写真入り年賀状にも使える家族写真を撮るコツを伝授しました。
写真の年賀状を出す方・もらう方、結構多いと思います。お子様の成長がわかる写真も凄く良いのですが、せっかくならパパさん・ママさんの家族の成長や現況がわかる写真の方が相手に伝わりますよね!家族写真を撮るのが難しいと感じられる方も多いと思いますが、ちょっとしたコツとアイテムがあればステキな家族写真を撮ることができますので今回ご紹介いたします。

家族写真を撮るためのアイテム



家族全員の写真を撮るには・・・

 やはり三脚が必要になってきます。三脚のタイプもいろいろありますが、ご利用になられるカメラがしっかり固定できるものであれば、どのタイプの三脚でも大丈夫です。これから三脚をご用意する方は、ローアングルに対応できる三脚がおすすめです。その利用方法はこの後でお話しいたします。

三脚を使って撮影している画像_1.JPG
 それから有ると便利なアイテムはリモコン。三脚との組み合わせで効果抜群です。最近のカメラであれば専用のスマホアプリの機能でスマホがリモコンとして使えるものあります。リモコンやスマホアプリなどが対応していない場合は、セルフタイマーを利用して撮影します。

リモート撮影している画像.JPG

年賀状に使える写真の撮り方の設定とコツ



 年賀状に使う目的の家族写真の撮り方は、主人公である家族を引き立たせる撮り方です。家族を引き立たせて撮るには、標準レンズではなく、望遠レンズを使用して絞りをできるだけ開けて撮ります。そうする事によって主人公である家族が印象的にひきたちます。
望遠レンズは一眼レフ機やミラーレス機のダブルズームキットについているような望遠レンズで十分に撮ることができます

家族写真の画像_1.JPG
■使用機材:ソニー α6400 + E 18-135mm F3.5-5.6 OSS
■撮影環境:シャッター速度1/2000秒 絞りF5.6 ISO250 焦点距離116mm(35mm換算 174mm)


カメラ側の設定はこんな風に!


・絞り優先モードで、絞りを開放か一絞り程度のF値に設定する(背景をぼかす)
・望遠レンズを使用して望遠側で撮影する(背景をぼかす)
・ピクチャースタイルなどはポートレートモードに設定
・顔認証や瞳AFを設定しておく(ピントを合いやすくする)
 機種によってはお子様の顔登録しておくとベスト
 ※機種によってはスマイルシャッターモードなんてものもあります。
  スマイルシャッターは、撮影対象の人物が笑わないとシャッターが切れないモードです。
・リモコンがある場合は、リモコンでシャッターが切れるか設定を確認
・セルフタイマーで撮影する場合は、望遠レンズを使って撮影するので最長の10秒で設定。
 可能であれば最低でも3コマほど連続で撮影できるセルフタイマーモードで撮影します。
 そうすれば、撮影場所とカメラとの往復移動が軽減されます。

年賀状に使える写真の構図



 年賀状に写真を使う場合、どのようなデザインで作りたいか先に決まっていると、とてもスムーズに撮影ができます。年賀状のデザインによって、入れられる写真の向き(縦/横)や枚数が異なるためです。ですので先に年賀状のデザインが見られる特設サイトやお店で配られている年賀状のカタログでデザインをチェックしましょう!

 カメラのキタムラ 年賀状特設サイト  https://tinyurl.com/yx34bolm

 写真が入る年賀状には、全面に大きな写真を入れて作る年賀状や、たくさんのカットを散りばめた年賀状などいろいろなデザインがあります。

年賀状用テンプレート画像_1.jpg

年賀状用テンプレート画像_2.jpg

 年賀状テンプレートにあてはめる写真を撮る場合に注意しなければいけないポイントが幾つかあります。

テンプレートに合わせた写真を撮るときのポイントは!


・小さな多画面タイプのテンプレートを使う場合は、人物をアップで撮りすぎない事。
少し余裕をもった構図で写真を撮りましょう。アップで撮ってしまうとテンプレートへ当てはめた時にデザインの比率で顔が切れたりする事があります。
・全画面などの写真を大きく入れる年賀状は、写真上に文字を入れる場合が多いので、文字スペースの空間を加味して撮影しましょう。
・同じ撮影シーンでタテ位置・ヨコ位置の両方の構図を撮影しておきましょう。後でテンプレートを変更したくなった時にとても助かります。
・一つのポーズだけでなく、立ち位置を入れ替えたりして何回も撮影しましょう。

 今回は「カメラのキタムラ」のイチオシのクラフト年賀状「KUN-106」のテンプレートを選びました。写真の左上と下に文字とイラストがかかるデザインです。
このクラフト年賀状の特徴は、素朴な柔らかい風合いが魅力のクラフト紙と年賀はがきを貼り合わせた写真年賀状です。光沢を抑えた「マット調仕上げ」です。
年賀状用テンプレート画像_3.jpg

 年賀状テンプレートのデザインが決まったら写真の撮影です。
今回の撮影場所は芝生のある大きな公園と川の土手を選びました。選んだ理由は背景をシンプルに撮影できる効果が期待できる場所だからです。

川の土手で撮影した場合


特に川の土手の斜面を使ってカメラを土手の下側に三脚で設置すれば、背景に空を大きく入れる事ができ、シンプルな背景の空間を作り出すことができます。

家族写真の画像_2.jpg
■使用機材:ソニー α7RⅣ + FE 70-200mm F2.8 G OSS
■撮影環境:シャッター速度1/2500秒 絞りF ISO200 焦点距離116mm


 大きく空を入れる場合は、背景ボケの効果は不要になるので、絞りは少し絞ってピントの合う範囲(被写界深度)を稼いで撮影します。
文字入れがしやすいように上下左右にシンプルな空間を空けて撮影します。
土手の斜めの場所に三脚・カメラをセットするので慌てないでしっかりと安定させて設置しましょう。カメラが倒れてしまっては、せっかくの撮影が台無しになってしまいますので注意しましょう。セルフタイマーで撮影する場合は、セットした後に撮影位置まで駆け上がって準備をしなければいけないので、ちょっと大変です。リモコンが使える機種での撮影がおすすめです。

 川の土手を使って撮影するのは、家族写真を撮る以外にもお子様の遊んでいる姿をとるのに絶好のロケーションです。家族写真を撮る前にリラックスさせるためにも、先にお子様としっかり遊びながら撮影するといいかもしれません。
芝生をあるく子供の画像.JPG
■使用機材:ソニー α7RⅣ + FE 70-200mm F2.8 G OSS
■撮影環境:シャッター速度1/1600秒 絞りF4 ISO200 焦点距離114mm


お父さんに駆け寄ってくるシーン。こんな撮影スタイルでローアングルで撮ってみるのもいいですね。
寝転んで撮影するパパの画像.JPG

公園の芝生広場で撮影の場合


 公園の芝生広場で撮影する場合、背景になる部分をしっかり確認して撮影しましょう。背景になる部分にカラフルなものやゴチャゴチャしたものが入り込むと被写体が引き立たなくなってしまいます。

 下の写真は望遠レンズを使って背景を少しボカして撮影していますが、さらに望遠レンズの望遠側を使えばより背景を大きくボカすことができます。または望遠レンズでF値の明るいレンズを使用する事で背景を大きくボカすことも可能です。

家族写真の画像_3.JPG
■使用機材:ソニー α6400 + E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS
■撮影環境:シャッター速度1/2000秒 絞りF6.3 ISO400 焦点距離214mm(35mm換算 321mm)


 この撮影シーンでの注意ポイントが1つあります。それは座っているレジャーシートが少し写り込んでいます。このままでもいいんですが、このレジャーシートを写らない様に撮る撮り方があります。
下の写真は家族が座っている場所は同じですが、撮影するカメラのポジションを後ろに変更しました。そしてカメラをさらに低い位置(ローアングル)に設置して、少し手前に盛り上がって芝を利用して望遠レンズで撮影する事によって前ボケを作り出し、レジャーシートが写らない状態を作り出しています。
家族写真の画像_4.JPG
超ローアングルで撮影すれば、芝生の様な低い植物でも段差などを上手く活用して前ボケを作り出すことが可能なんです。

三脚を使ってローアングルで撮影している画像.JPG
こんな感じで超ローアングルが可能な三脚を使って撮影。いつもと違った写真が撮れます。

家族写真で年賀状デザイン注文してみました



 撮影した画像で実際に年賀状注文サイトで注文してみました。
https://tinyurl.com/yx34bolm
年賀状特別サイトから、「年賀状デザインをチェック」→「クラフト年賀状」を選んでデザイン選択。目的のデザインを選ぶと年賀状の編集画面が表示されます。
この編集画面で画像を拡大したり、傾きを調整したり、スタンプを入れたり、コメント入力や差出人の住所氏名などを入力する事ができます。

キャプチャー画像_1.JPG

キャプチャー画像_2.JPG

 最後に仕上がりイメージを確認、文字などの入力ミスが無いかをよく確認して注文します。例えばヨコ位置の写真でも、左右上下に少し空間をあけて撮っていれば、デザインのタテヨコに制限を受けずにレイアウトもしやすくなります。このヨコ位置の画像データを使ってタテ位置テンプレート(合成画像エリアはスクエア)に合成するとこんな感じに収まります。

年賀状用の家族写真.jpg

キャプチャー画像_3.JPG


 このように被写体の周りに空間をあけて撮影しておけば、タテヨコのデザインにとらわれず自由にレイアウトが可能になります。今回はパソコンからデザイン選択・注文しましたが、もちろんスマホからでも同じ操作が可能で注文することもできます。


年賀状の宛名の印刷



 キタムラの年賀状注文サービスでは、とても便利な「宛名面の印刷」もオプションサービスで実施しています。宛名用のデータを用意すれば、同時に宛名も印刷されて写真年賀状を仕上げる事ができるんです。

キャプチャー画像_4.JPG

 写真年賀状は、お年玉付き年賀状と写真用紙を貼り合わせて作られているため、仕上がった年賀状は少し厚みのあるものになって仕上がります。そのため一部のご家庭のインクジェットプリンターで用紙が厚いためプリントが上手くできない場合もあったりします。
そんな不安を取り除いてくれのが、この便利な宛名同時印刷サービスです。宛名の印刷を自分でやって失敗するリスクも無くなります。
※宛名用印刷データは事前に用意して、年賀状注文時に同時に利用します。
 詳しくはカメラのキタムラ「年賀状特設サイトの宛名同時印刷」のページをご参照ください 
 https://tinyurl.com/uun3obt

 ご自身で宛名のデータを入力するのが面倒な方には、さらに便利「宛名データ化サービス」というものも用意されています。
https://tinyurl.com/vjp7vqb
この「宛名データ化サービス」は、もらった年賀状をまとめてカメラのキタムラの店頭に持って行けば、お預かりした年賀状を高精度かつ正確に宛名データ化(住所録データ)します。
※「宛名データ化サービス」は店頭限定サービスです。

まとめ



 写真入り年賀状はいろいろなテンプレートデザインから注文できます。せっかくテンプレートが決まったのに撮った写真がうまくあてはまらない…という失敗はしたくないですよね。
そんな場合に備えて年賀状用に写真を撮るときの3つコツは、
・アップで撮りすぎない
・空間を作って写真を撮る(右寄せ・左寄せなどのバリエーションも)
・タテヨコ2パターン撮る
以上の3つを心がけて撮影してみてくださいね。きっとレイアウトするのが楽になりますよ。

 毎年家族で撮影して行けば、家族全員の成長の記録を残していけます。
お子様が将来大きくなった時に自分の写真以上に親子の写真・家族の写真により親しみ、思い出を感じる事ができます。そういった写真を撮るきっかけに、年賀状用に家族写真を毎年撮る事を習慣にしてはどうでしょうか。