ソニー FE 50mm F1.2 GM×動画クリエイター DAIGEN|異次元の映りでポートレートムービーに最適!

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はじめに


 本日はソニー FE 50mm F1.2 GMの動画撮影での描写や基本性能についてご紹介いたします。本レンズを今回はじめて使用してみて、今まで使ってきたレンズとは少し毛色が違う、とても素晴らしいレンズという印象を受けました。まずは作例がありますのでご覧ください!



 作例はいいかがでしたでしょうか?今まで色々なGMレンズを使ってきましたが、ソニー FE 50mm F1.2 Gは、今まで使ってきたGMレンズのどれにもない感じの映りをしてくれるレンズだと感じました。

※今まで使った事のあるGMレンズ:FE 24mm F1.4 GM、FE 16-35mm F2.8 GM、FE 35mm F1.4 GM(借りて利用)、FE 85mm F1.4 GM(借りて利用)。

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GMレンズとは?


 ソニーのレンズは3つのブランドに分かれています。

・ZEISSレンズ ・・・ カールツァイスとソニーが共同開発しているレンズ
・Gレンズ   ・・・ 解像度とボケ味にこだわった優れた表現力が特徴
・GMレンズ   ・・・ 高い解像力となめらかなボケ味を高次元で両立させた最高峰のレンズ

 今回紹介したGMレンズはソニーが持つ技術力を全て集結させたレンズで、フォーカスの精度はもちろん、解像感を保ちながら綺麗なボケを出せるといった両立が難しいと言われている表現を、とことん突き詰めてつくられたレンズとなっています。

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 今回使ってみて、最もこだわって作られたGMレンズの中でもさらにひとつ抜けた存在であるという印象を受けました。

ボケ感


 特に良いなと感じた部分はボケ感です。今まで使ってきたレンズの中で最も明るいF1.2というレンズなのですが、ここのF値が小さいと背景もトロトロにボケていて背景に何があるか分からないぐらいの表現になります。

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 大きなボケが出来るのも良いのですが、フォーカスが合っているところとそれ以外がナチュラルにボケていってるのもキレイなボケを作る要素のひとつなんだな、というのをこのレンズを使って再確認しました。

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 玉ボケに関しては、丸くてナチュラルで没入感が高いボケ、凄く気持ちの良いボケ感を出してくれています。

 映像を作る時にボケ感が全てというわけではないと思いますが、表現の幅が広がる事は間違いありません。ボケの量をコントロールすることで、画面内の情報量をコントロールすることもできたりするんですよね。背景が大きくボケているカットと、そうでないカットを並べてみましたのでご覧ください。

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 左側の背景がそこまでボケていないカットでは、今どういう場所で撮影しているのかがしっかり伝わります。一方で、右側の背景が大きくボケているカットでは場所の情報量は少なく被写体へ意識がフォーカスされます。伝えたい事、フォーカスしたいことをしっかりと表現できるというのもF値が小さくて大きなボケ感を出せるレンズの魅力ではないでしょうか。

 玉ボケも丸くてキレイに出ていますね!

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AF性能


 カメラ本体の性能も影響していると思いますが、今回の作例のような暗い場所での撮影、そして動きの速い被写体の撮影であってもフォーカスを外すシーンは殆どありませんでした。瞳オートフォーカスの精度もバッチリです!顔を振っても激しく動かしてみても前後に動いてみてもフォーカスを外すことなく撮影できますので、これからカメラを始めようと思っているビギナーの方にも安心して使えるレンズだと思います。


フォーカスブリージング


 フォーカスブリージングとは、ピントの合う場所が変わると画角が若干変わってしまうことです。レンズが呼吸をしているかのように感じられるので「ブリージング」と呼ばれています。FE 50mm F1.2 GMレンズのブリージングを見てみましょう。フォーカスの合う位置を手前・奥と変えてみても、そこまで大きなブリージングは出ていないように感じます。



 ブリージングは写真を撮る方に関してはそこまで気になるところではない思いますが、動画を撮る方にとっては被写体が動く度、フォーカス送りをする度に画角が動いてしまうと映像への没入感が損なわれ易くなってしまいますので、とても気になるところだと思います。

レンズスペック


FE 50mm F1.2 GMのスペックはこちらをご覧ください。

・レンズ構成:10群14枚
・開放絞り:F1.2
・最小絞り:F16
・絞り羽根枚数:11枚
・最短撮影距離:0.4m
・フィルター径:72mm
・質量:約778g

 最短撮影距離は短く、結構寄って撮る事ができます。ここも撮影表現を拡げる嬉しいポイントですね。質量は結構ずっしりしていますが、今回FX3に装着して撮影したところバランス感は非常に良かったです。α7Cなどコンパクトサイズのカメラと組み合わせると、カメラ本体自体が軽いのでフロントヘビーになって少し使いにくい(バランスが取りにくい)かなっていう感じる方もいらっしゃるかもしれません。

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 ただ、重さの割にレンズの長さがそこまで長くないので、例えばジンバルでのバランス調整はそこまで難しくないように感じます。レンズの長さがあるものに比べると重心が中心にき易くなってますので、比較的重さは感じにくいデザインになっているのかなと思いました。

まとめ


 今回はソニー FE 50mm F1.2 GMレンズを紹介しました。このレンズは今年使ったレンズの中で1番感動したレンズです。購入しようか迷っている方は1度カメラのキタムラの店舗に行って試してみると、心がだいぶ購入の方に傾いてしまうんじゃないかと思います(笑)

 この内容は私のYouTubeチャンネル「DAIGEN TV」でもご紹介しています。ぜひ合わせてご覧いただけますと幸いです。




ソニー FE 50mm F1.2 GMのレビュー記事はこちらでもご覧頂けます。


■ソニー FE 50mm F1.2 GMレビュー|山本まりこ
https://shasha.kitamura.jp/article/482798999.html

■ソニー FE 50mm F1.2 GM レビュー|葛原よしひろ
https://shasha.kitamura.jp/article/481333517.html


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